マインクラフト教育エディションによる試行授業
このページは、平成29年2月下旬から、札幌市立柏中学校で試行的に行われたマイクラ授業に関するデータ集です。
2学年の技術・家庭科の授業で、2時間授業を2コマ合計4時間の授業を試行的に実践していただきました。内容は、ほぼ自由に建物を作ってみようとして、マイクラ経験者をリーダーにしてグループを作り、可能な範囲でマルチプレイをしながら創作し、工夫しているグループには随時発表してもらう形でした。
札幌市立柏中学校で行われたマイクラ授業で私が参観(授業)したクラスに授業後に書いてもらったアンケートを簡単に集計してみました。
2年X組は、柏中学校の先生が主に担当し、2時間続きの2コマ目終了時にアンケートを取りました。授業としては・・・・
1,2時間目(2/22)は、とにかくマイクラになれるという事で、簡単なマイクラの紹介とキー操作解説のプリントを配布して、自由に使わせていました。マルチプレイも可能ならやるという感じです。
3,4時間目(3/1)は、前時の続きで、マルチプレイを意識させて、共同で何かをつくることを重視した感じです。マルチプレイのグループは、ほぼ自由で組み、マイクラ経験者を多少調整していました。特に事前に授業についての打ち合わせは持たずに、担当の先生に自由に授業してもらいました。この先生は、冬休みのマイクラワークショップにも参加していただいた先生です。
2年Y組の授業は、最初の1,2時間目の1時間は説教でつぶれ、2時間目にX組と同様のプリントを配布し、ちょっと触った程度で終わったようです。
3,4時間目(3/3)の私がやらせてもらった授業については指導案の本時の展開部分をご覧ください。
ポイントは何点かありますが・・・・
・動機付けに、YouTubeの京都プロジェクトの動画を見せた
・学習課題は、「マインクラフトを使って自分たちの校舎を忠実にかつホンモノっぽく再現するにはどうしたらいいのだろうか?」
・グループ編成は好きな者同志ではなく学級の生活班
・調査隊を編成し、タブレットをもって学校内を実際に調査させた
・各グループに成果を発表させた。
・課題解決の姿を明確にした
・最後に、自分の班以外で「すごい」と思った班を挙げてもらった
詳しくは、指導案(本時の展開)をご覧ください。
アンケートDataは、学級別に「Data」と「集計」に分けてPDFファイルにしてあります。黒が男子、赤が女子(正確でないかも?)です。また、集計と言ってもほとんど分析(あまり専門的知識なしなので)していません。
授業を見ていて(やっていて)2年Y組の方が反応が良く感じたのですが、単に自分が前に立ってやっているからだけなのかもしれません。授業展開に合わせてもう少しアンケート内容を吟味した方がよかったのかもしれません。何しろ、前々日に思い立って、前日に許可をもらっての授業でしたので・・・・(^_^;)ゞ
日本Microsoft社の方にお願いして、Microsoftのグッズを無償で提供してもらいました。
私の授業を受けてくれたクラスの全員に・・・
・Microsoftのロゴ入りクリアファイル
・マインクラフト教育エディションステッカー
各班の投票で決めた、「すごいと思うワールド」の班員には、さらに・・・
・『マインクラフトガイドブック』
を贈りました。日本Microsoft社の方に感謝! 感謝!